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林田 航輝
Kouki Hayashida
国際基督教大学教養学部2年。高校時代の不登校経験を原点に、大学では心理・教育学的探求に専心する。入学以後は複数の研究に従事し、自身の当事者経験を学問的視座へと昇華させている。“Nothing is certain” をポリシーに掲げ、不確実な状況をしなやかに乗り越える認知的柔軟性に価値を見出している。日本学校メンタルヘルス学会会員。2025年度オスマー・リサーチ・フェロー選出。
Speech
私がこれまで大学での学びに人並みならぬコミットをしてこられた背景には、高校時代の不登校経験がありました。 そして、この紛れもない過去こそが、私を心理・教育学的研究へと突き動かす原動力であり続けました。しかし、そんな強固なアイデンティティですら時には揺らぐことがあるものです。人生において「一貫性のある軸」をもつことが重要であるかのように語られることも多いですが、果たして、本当にそうなのでしょうか。 むしろ、社会情勢が混迷を窮める今日において、時には軌道から逸脱する柔軟性にも価値が見出されるべきではないでしょうか。今回のお話では、グラフィックスとアナロジーを適宜用い、「認知的柔軟性」の強みについて、みなさんと一緒に考えを深めたいと思います。
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